夏休みに家族でシンガポールに行くことになったため、現地でスマホを使うためのプリペイドSIMを購入することにしました。
シンガポールのキャリアはSingTel、StarHub、M3が大手キャリア。
現地に行ってから購入してもよいのですが、現地の時間が勿体ないのでWebでSingTelのプリペイドSIMを予約して、実際に使ってみました。
目次
Web購入できるキャリア
SingTel
SingTelは公式HPより直接予約できます。
hi!Touristという旅行者向けのSIMが3種類(15ドル/30ドル/50ドル)あります。
それぞれの違いは以下の通り。
項目 | 15ドル カード |
30ドル カード |
50ドル カード |
価格 | 12ドル (Web限定) |
30ドル | 50ドル |
データ量 | 100GB | 100GB | 100GB |
Facebook, Line等の利用 |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
国内電話 | 500分 | 無制限 | 無制限 |
国内SMS | 100回 | 無制限 | 無制限 |
国際電話 | 30分 | 90分 | 90分 |
データローミング (AU,MY, RI,TH) |
1GB | 3GB | 5GB |
利用期間 | 7日間 | 12日間 | 15日間 |
15ドルのカードは、Web限定で12ドルで購入できます。
さらに、2018/07月時点では、18ドルのおまけがついたお得なEZ-Link SIM Cardが販売されていました。
18ドルカードの主なおまけは、
- ケーブルカーチケット(セントーサライン乗車、15ドル相当)
- Ez-Link(3ドル)
- セントーサ島のアクティビティ割引クーポン付き
です。
M3
M3は、Webサイトからは購入できませんが、VoyaginというWebサイトから購入できます。 Voyaginは、楽天グループの旅行会社であり、シンガポールの様々なお得なサービスが販売されています。
その中にM3のSIMが販売されており、 12ドル(2019年8月時点で862円)の7日間有効のSIMカードから購入可能です。
受取はチャンギ空港のターミナル2-4のコンビニになるため、ターミナル1到着のJAL便ですと、受け取りにターミナル間移動が必要になります。。。
StarHub
特に見当たりませんでした。
Amazon
事前にSIMカードそのものを受け取りたい場合は、Amazonで購入できます。
データ量は様々で、1000円程度で購入できます。
リスクを避けるのであれば、Amazonで事前購入した方がよいです。
しかし、私は海外の現地SIMを使いたいので、地元キャリアのSIMを購入することにしました。
M3は安いですが、セントーサ島を楽しむならSingTelのEZ-Link SIM Card(18ドル)は魅力的です。
また、私たちはターミナル1に到着するJAL便を使う予定のため、ターミナル1でSIM受取りできるSingTelにすることにしました。
hi!Tourist EZ-Link SIM Card
EZ-Link SIM Cardの購入手順は、通常のhi!Tourist SIMカードと同様です。
購入手順
まず、SingTelのEZ-Link SIM Cardページに移動し、”Pre-order now”を選択。
個数(Quantity)を選択して、”Buy Now”を選択します。
個数は最大3枚までしか選択できないため、3枚以上購入が必要な場合は2回に分けて購入します。
SIMを受取る人の情報を以下のように入力して、”Next”を選択。
- 受け取る日付(Collection Date)・・・SIMを受け取る予定日を入力
- 名前(Name)・・・名前を入力
- Passport番号(Passport/ID Number)・・・パスポート番号を入力
- メールアドレス(Email Address)・・・メアド入力
- 国籍(Country of Residence)・・・JAPANを選択
- 国コード(Country Code)・・・日本なので+81と記載
- 電話番号(Contact Number)・・・自分の電話番号を入力
入力情報が正しいことを確認して、”Next”を選択。
支払いを選択しますが、クレジットカード(VISA/Master)しか選択できません。
カード番号、カード名義、カード番号、カード期限、セキュリティコードを入力して、 “SUBMIT”を選択します。
カード決済がうまく進むと、”Thank you for your online purchase”と表示されます。
この画面から数分後、
登録したメールアドレス宛に購入処理中であることを記載したメールが届きます。
“Greetings from Singtel! We have received your order”というタイトルのメールです。
さらに数分後、受取書類つきのメールが届きます。
“Greetings from Singtel! Thank you for purchasing hi!Tourist SIM Card.”というタイトルのメールです。
受取書類が添付されており、書類の下部にバーコード付きのコンファメーション番号が記載されています。
SIMの受取
SIMの受取は、チャンギ空港のターミナル1、2、3、4のいずれでも受け取れます。
私たちは、ターミナル1の到着ロビー(Arrival Baggage Hall)のトラベレックス(Travelex)で受け取りました。
メールに受け取った書類とパスポートを提示すると、5分ほどで受け取れます。
注意しなければいけない点は、SIMカード2枚につき、1人分のパスポート提示が必要な点です。私の名前で家族4人分を予約したのですが、受け取りの際は私と嫁さんのパスワード提示が必要になりました。
また、Simを取り外したカードはEz-Linkカード(シンガポールのSUICAのようなカード)として使えますので、捨ててはいけません。
Simの設定
APNやユーザ設定をする必要があると思いましたが、SIMをスマホに差したらすぐに使えました。
家族のiphone XS、Hauwei P20 Lite、Xaomi M9のいずれの機種でも設定は不要でした。
Sim特典の利用
私たちの旅行では、ケーブルカー往復券とMRT乗車の特典を利用しました。
ケーブルカーの往復チケット
ケーブルカーのチケットは、チケットカウンターでカードを見せて乗車券を発行してもらう必要があります。
私たちは、セントーサ島のマーライオン駅の以下の写真のカウンターで乗車券を頂きました。
Simを取り外したカードをケーブルカーの発券カウンターで見せると、乗車券と交換していただけました。
ケーブルカーの乗車場所に直接行っても、乗車券はもらえないので注意が必要です。
MRTの乗車(EZ-Link)
Tourist EZ-Link SIM Cardは3ドルチャージ済みのMRT乗車用のEZ-Linkカードとして利用可能です。 Simを取り外したカードを乗車ゲートにかざすと、ゲートを通過できMRTに乗車することが可能です。
EZ-Linkカードは、とても便利なのですが、注意しなければいけないのは、チャージ額が3ドル以下になると、使えなくなることです。
このEZ-Linkカードは購入時点で3ドルチャージ済みですが、MRTに1回目の乗車をした時点で、チャージ額は必ず3ドルを切ります。
そのため、2回目以降の乗車をする場合はチャージが必要になります。
チャージは10ドル単位でしかできないので、あまりMRTに乗らない私たちは1回限りの乗車券として利用しした。
(余計なチャージ分は帰国前に窓口で清算することもできますが面倒くさかったので。。)
まとめ
今回購入したTourist EZ-Link SIM Cardは、ケーブルカーチケットやEZ-Linkカード(3ドルチャージ)などの特典ついており、特典だけでも元を取れるお得なカードでした。
データ量も7日間で100Gとまったく気にする必要がありませんでした。
このSIMのSingTelの電波もチャンギ空港、セントーサ島、オーチャード、マリーナベイサンズ屋上など市街地のどの場所でも4Gが入り、速度も全く問題ありません。
次回訪問することがあれば、再度利用したいと思いました。