アメリカ旅行向けにVerizonのプリペイドSIMを購入し、使用できるようにするまで試行した内容をまとめました。
日本国内でのSIMの初期アクティベートを実施し、渡米後の動作確認までを記載します。
目次
SIMカード/リフィル準備(渡米前)
VerizonのプリペイドSIMを使用するためには、SIM本体の購入と支払い方法の確立が必要です。
VerizonのSIMは、日本国内サイトでは見当たらなかったため、eBayで購入しました。
送料分ちょっと割高になりました・・・。
また、支払はリフィルカードで実施しました。
VerizonのWebサイト上でプリペイドプランを見てみると、以下のようなプランがありました。(2018/08/11現在)。私には3GB程度がちょうど良さそうです。
AT&Tプリペイドの手順と同様にTargetでVerizonのリフィルカードを購入しました。
このリフィルはeGiftとしてEメールで届きます。
このVerizonのリフィルカードは、注文後2時間後に到着しました。
AT&T Webサイト(渡米前)
アクティベートサイト
以下のWebサイトにアクセスし、”I am not with Verizon”をクリックします。
デバイスIDの入力
次にデバイスIDを入力します。
デバイスIDは、使用するスマホのIMEIを入力します。今回はiphoen8を使用します。
(iphoneなら”設定->一般->情報”で確認)
入力したスマホがVerizonで利用できる機種で、機種タイプとOSが表示されます。
SIM情報の入力
画面下部のフォームにICCIDを入力し、Continueをクリックします。
Simが適合していれば、”Continue to cart”をクリックし、次に進めます。
プラン選択
スマホとプリペイドSimの契約情報が表示されます。
デフォルトでは40ドル(3GB)のプランが表示されます。
プランを変更する場合はPlan表示部分の”Edit”を押すと、プランを変更できます。
今回は40ドルプランのまま進めました。
連絡先の登録
住所氏名、電話番号などの情報を入力します。
今回の電話番号とアドレス部分は、アメリカでの宿泊ホテルの住所を入力しました。
項目 | 入力内容 |
First Name | 名前 |
Last Name | 苗字 |
メールアドレス | |
Phone number | 電話番号 |
Address | 通り |
City | 市町村 |
State | 州名 |
ZIP | 郵便番号 |
支払情報
クレジットカードかリフィルカードから選択します。
今回はリフィルカードを使うので、リフィルをチェックします。
するとPIN入力フォームが現れるので、PINを入力し、Applyをクリックします。
すると、40ドルチャージされます。
さらに”Continue to next step”をクリックします。
新規orMNP確認
MNPかどうか聞かれますので、新規番号取得を選択します。
利用規約
利用規約を読んだ上、チェックボックスをチェックし、”Continue to next step”をクリックします。
オーダー・サマリー
契約情報のサマリーが表示されます。
内容を確認の上、画面下部の”Complete Your Order”をクリックすると手続き終了です。
その他
VerizonやAT&Tはオンラインチャットによるサポートも実施しています。
オンラインチャットにて、
渡米前のため、スマホ使うのが3日後なんだけど、アクティベートしても大丈夫?
と聞いたら、すぐに返答帰ってきました。
AT&Tは質問しても、反応なかったので、サービスの質の差を感じてしまいました。
渡米後の手続き
SIMを入れて電源を入れるだけのはずですが、注文書には
- SIMを入れて電源を入れる
- デバイスを動かすためにスマホからコールして、インストラクションに従うこと
- 15分ほどでアクティベードする
と記載されています。
これは何すればよいのでしょうか?
SIM入れたら、コールする番号がSMSで届くとか・・・。
よく分からないので、渡米してから、持参していたiphone8(楽天モバイル契約)にSIMを差し替えると、すぐには電波が入らず・・・。
30分ほど待つと、Verizonのロゴが表示され、ネットワークにつながりました。
しかし、1日待っても、LTEになることはありませんでした。
楽天モバイルのプロファイルが悪さしているのかと思い、”設定⇒一般⇒プロファイル”から楽天モバイルのプロファイルを削除すると、ようやくLTE接続が確立しました。
電波状況(ラスベガス、グランドサークル周辺)
ロサンゼルス空港、ラスベガス周辺、サンフランシスコ周辺でも電波が途切れることはなく、グランドキャニオン周辺でも電波は強かったです。
一部の過疎地(ザイオン国立公園の山奥部分、カナーブ周辺、モニュメントバレーなど)では、電波が入らないことはありましたが、持参した他のSIM(AT&T、Tmobile)に比べてカバー率は段違いかと思いました。
特にラスベガス⇒サンフランシスコの移動の飛行機中でも、時々LTEで2本くらいの電波が入ることがあり、信じられない強さでした。
まとめ
Verizonの手続きはスムーズに進み、20分ほどで全て完了しました。
渡米後にSIMを差し替えると、すぐには使えませんでしたが、30分ほど待つと、使えるようになりました。
当初、日本の格安SIMのプロファイル(楽天モバイル)が入っていたせいで、3G接続しかできなかったのですが、格安SIMのプロファイルを消すとLTEも使えるようになりました。
電波のカバー状況は、これまでに使用したことのあるT-MobileやAT&Tをはるかに上回るように感じました。Verizonが最強と聞いたことがありましたが、ようやく実感できました。
次に旅行する機会があれば、またVerizonを利用したい思います。