アンテロープキャニオンはアリゾナ州の観光名称の1つであり、アリゾナ州のナバホ族居留区内にあります。
柔らかな曲線を描くマーブル模様の岩の隙間から見られる幻想的な風景が有名であり、TM CMなどでも使われています。以下はPOLAで使われたCMです。
今年の夏にこのアンテロープキャニオンを観光する予定があり、アンテロープキャニオンへの行き方について調べてみました。
目次
アンテロープキャニオンの場所
アンテロープキャニオンの位置はアリゾナ州ページのナバホ族自治区内にあります。
ラスベガスやフェニックスから車で4.5時間程度の所要時間がかかります。
ラスベガスからの距離はありますが、頑張れば日帰りも可能です。
2つのキャニオン
大別して2種類のアッパーとロウアーがあります。いずれも、ナバホ居留区それぞれ現地のナバホ族のガイドを伴ったツアーに参加する必要があります。
アッパーアンテロープ
岩山の隙間にある平坦な道をトレイルする、比較的歩きやすいキャニオンです。
所要時間は観光ツアーで1.5時間、写真撮影ツアーで2時間程度です。
有名な光のビームが見られるのは、こちらのツアーです。
夏であれば、光のビームは11~13時頃に見ることができるそうです。
ロウアーと比較して、観光客の人気が高く混雑することが多いそうです。
口コミ情報を確認すると、
- ツアー集合場所の混雑
- 狭いキャニオン内の通行の妨げ
- 写真撮影時の映り込み(他の人が移る)
などが問題になるそうです。
以下はアッパーアンテロープキャニオンツ内の映像です。
ロウアーアンテロープキャニオン
岩山の隙間を階段を降りて潜っていく、探検感があふれるキャニオンです。
所要時間は2時間程度です。
光のビームは見れないそうですが、アッパーよりも広いそうです。
観光客も少ないため、じっくり観光できるようです。
またキャニオンまでのガイドはあるものの、キャニオン内の観光は自由行動のようです。
そのためか、アッパーとロウアーどちらも観光した人の感想を見ると、圧倒的にロウアーをお勧めされています。
しかし、はしごや急こう配の階段を上り下りするため、体力に不安がある場合は避けたほうがよいようです。また急な大雨が降ると、キャニオンに水が流れ込み洪水となることもあるようで、安全性の確保のため、現地のツアーガイドに従った安全確保が必要です。
以下はロウアーアンテロープキャニオンツ内の映像です。(JALカードCM)
アッパーアンテロープキャニオンツアーについて
ロウァーも魅力的ではありますが、我が家の場合はまず有名なアッパーに行ってみようということになりました。
アッパーアンテロープキャニオンに入るには、各観光会社からツアーに参加するか、現地でツアーに参加する必要があります。
しかし、調べてみたところ、どの観光会社のツアーに参加しても、最終的には同じ現地のナホバ族のツアーに参加ことになるようです。
私が見つけたツアー会社は以下の通りです。
周辺都市からのツアー
近郊都市ラスベガスやフェニックスからのツアーがあります。
車の所要時間が4.5時間かかりますが、日帰りのツアーも70ドルから用意されています。
Tour4fun
上記は近郊のホースシューベントも含めて観光し、70ドルです。
ピークシーズンも70ドルのままのようですので、とてもお得なツアーです。
現地集合のツアー
ざっと探してみると、以下の現地ツアー会社のサイトが見つかりました。
また、オンライン予約可能な旅行サイトも見つかりました。
各会社のホームページを見てみると、ツアー内容はほとんど同じですが、ツアー開催時間、価格が異なっています。
以下は、2018/08月の価格を例に比較です。(観光ツアーのみ)
現地ツアー会社 | オンライン旅行サイト | ||||
会社 | Ekis | Tsosie | AACT | Tour4fun | Wannar |
開催時間 | 7am,8am,9:30am, 1:30pm,3:30pm, 4:30pm |
8:30am,3:00pm | 8:30am,2:30pm 4:00pm,5:30pm |
8:45am,10:00am, 2:00pm,2:15pm, 4:00pm |
10:00am,11:00am, 12:45pm,2:00pm, 15:00pm |
価格(通常) | 13歳以上:$37 12歳以下:$27 |
13歳以上:$78 6-12歳以下:$68 |
13歳以上:$63 8-12歳以下:$41 7歳以下:$30 |
12歳以上:$66 11歳以下:$34 |
13歳以上:$52 12歳以下:$32 |
プライム 開催時間 |
11:30 | 10:30am,1:00pm | 10:15am,12:30pm | 11:00am,12:00pm, 12:45pm |
12:00pm |
プライム 価格 |
13歳以上:$50 12歳以下:$40 |
13歳以上:$68 6-12歳以下:$58 |
13歳以上:$74 8-12歳以下:$52 7歳以下:$30 |
12歳以上:$69 11歳以下:$37 |
13歳以上:$55 12歳以下:$35 |
備考 | 入園料抜き | 入園料込み 幼児参加不可 |
入園料込み | 入園料抜き | 入園料抜き |
価格だけを考慮すろとEkisの一択かと思いますが、Ekisは人気が高すぎて、今(2018年3月)の時点でも2018月8月分がほとんど売り切れています。
Ekis予約8月第一週(2018年3月21日時点)
Ekisで予約できない場合、次点はオンライン旅行サイトでの予約になります。
ツアーの内容
おおよそどこのツアーも以下の内容です。
- ツアー開始の1時間前までにAntelope Canyon Navajo Toursに集合
- 予約時のバウチャーとIDを提示し、ツアーチケットを受け取り
- アッパーアンテロープキャニオンまでジープで移動(10-15分)
- アッパーアンテロープキャニオン内観光(1時間)
- Antelope Canyon Navajo Toursまでジープで移動(10-15分)
- ツアー中、ナバホ族のガイドはつきっきり。
各場所の説明やきれいな写真撮影の方法など教えてもらえる。
実際に予約してみた(Wanner Travel)
私の場合、アンテロープキャニオンへはレンタカーで行く予定です。
そのため、周辺都市からのツアーではなく、現地ツアーをWanner Travelにて予約してみました。
アカウント作成
まず、Wanner Travelのアカウントを作成します。
以下のサイトの右上のSign in/Sign upを選択します。
Sign画面が出てくるので、”Create an account”を選択します。
E-mailアドレスとパスワードを入力し、Sign Upを選択するとアカウント作成完了です。
正常に終了していれば、登録したEメールアドレス宛にサインアップ完了のメールが届きます。
予約実施
以下のサイトの検索窓に”antelope”と入力し、検索(SEARCH)します。
すると、アンテロープキャニオンに関連するツアーがすべて検索表示されます。
関係のない宿泊ツアー等を除外するため、検索結果上の”Things to do”を押します。
すると、検索結果が絞られます。例えば、下の検索画面の3つ目にアッパーアンテロープキャニオンツアーが表示されましたので、このツアーを選択します。
ツアー画面が表示されますので、まず出発日(Departure Time)を選択します。
画面右側にカレンダーが表示されますので、ツアー参加の日付と時間を選択します。
家族4人(大人2人、子供2人)で12:00のプライムタイムに予約してみました。合計208ドルです。
次に参加者の名前、性別、連絡先電話を入力します。
Maleは男、Femaleは女です。FirstNameは名前、LastNameは苗字を入力します。
電話番号は日本の電話番号(+81)を選択し、連絡先電話番号を入力します。
氏名・連絡先を入力すると、クレジットカードの決済画面に移ります。
クレジットカードの番号、タイプ(VISA、Master、Amex等)、氏名、期限を入力します。
予約申し込みが終わると、以下のようなメールを受信します。
予約申し込みを実施した時点では、まだツアー参加は確定していません。
予約申し込み後、Wannerより現地ツアーへの参加申し込み確認が行われますので、ツアー参加が確定まで1-3営業日必要になります。
予約確認メール
予約申し込みから数日後、予約確定のメールが届きます。
これでツアー参加が確定しました。
バウチャー
予約メールと一緒にpdfファイルのバウチャーが届きます。
アンテロープキャニオンの現地ツアー参加の際に提示するものです。
以下のようなフォーマットでした。
まとめ
当初アンテロープキャニオンに行くことだけを考えていたのですが、アッパーとロウアーの2つがあることが分かりました。その上でどちらに行くかを検討した結果、有名で観光客に人気の高いほうのアッパーに行くことにしました。
アンテロープキャニオンに入るにはナバホ族のガイド同行が必要であるため、ナバホ族の現地ツアーに参加する必要があります。そのため、たくさんあるアンテロープキャニオンは、現地で全て同じナバホ族のツアーに集約されるようですので、旅行会社はどこも同じと考えてよいようです。(私は安価なWanner Travelからツアー申込を実施しました。)
また、現地に直接行き、アンテロープキャニオンツアー参加することも可能です。
そのため、わざわざツアーを事前予約しなくても、ツアー参加は可能です。
しかし、8月のような繁忙期は観光客が多く、直接現地で申し込んだ場合は所望の時間にツアー参加できないこともあるようです。そのため、事前にツアー申込をしておいた方が無難なようです。(海外口コミサイト情報)
あとは実際に現地に行くのみです。