2018年の夏にアメリカのラスベガス周辺を家族旅行しました。
ラスベガス空港でレンタカーを借り、国立公園や自然観光地を巡りました。
その2日目(8/14)、ラスベガスからアンテロープキャニオンのある町ページへの移動時の旅行記です。
この旅程は事前に詳細を計画していましたが、徐々に誤りも見つかってきました。
何事も、計画通りに行かないものです。
目次
ミラージュホテル出発
2日目の朝の始動は、とてもゆったりしたもので、9時過ぎまで寝てました。
朝ごはんも満足に食べず、前日購入していた軽食の残りを食べ、11時前にホテルをレンタカーで出発。最初に目指すのは、ザイオン国立公園です。
ハイウェイI-15に入れない
ラスベガスからザイオン国立公園に進むには、ハイウェイI-15を北上します。
ミラージュホテルの出口から、I-15の入り口はほど近く、スムーズに合流できる・・・はずでしたが、 アメリカの運転になれていない私たちは、すぐにI-15に入れず・・・。
下道をグルグル回った後、冷汗をかきつつなんとかI-15に合流。
時速60マイルをキープして、ハイウェイをすすみます。
普通の高速道を走っているだけすが、岩山に差し掛かるとこの通りの迫力です。
Walmart(セントジョージ)
ラスベガスからI-15を北上し、ノロノロ運転で2時間ほどでユタ州セントジョージのWalmartで休憩を取ります。
朝から何も食べていませんので、腹ペコ。
レンタカーにつける車載スマホホルダーも必要です。
しかし、いざWalmartについてみると、久しぶりの海外スーパーで興奮してしまいました。
雑貨、おもちゃなど食料品を後回しにして、見て回ってしまいます。
よく見て回ると、なんと鉄砲も売ってます。さすがアメリカ。
自ら空腹に追い込んだ後、食料品コーナーに移動、お昼の食料を買い込みます。
果物、トルティーヤ、ドーナツなどの軽食を買い込みます。
Walmartにはイートインがなかった為、車に戻って昼食を取ります。
気づくと時計はすでに14:30頃、急いで運転再開します。
Walmartからザイオン国立公園までは、嫁さんの運転です。
ザイオン国立公園
セントジョージからザイオン国立公園までの経路は、ハイウェイI-15を降り、州道UT-17、UT-9を通り、1時間程のドライブで、ザイオン国立公園の入り口に到着します。
入場券
まず、公園の入り口にて、入場券を購入します。
入場券は何種類かありますが、私たちの場合は、以下の入場券の2択です。
- 普通車1台料金(35ドル、ザイオンのみ1週間有効)
- 国立公園 年間パス(80ドル、アメリカ国内の国立公園で1年間有効)
私たちは、2日後にグランドキャニオンによるので、国立公園の年間パス80ドルを購入しました。 年間パスはプラスチックカードで、よいお土産にもなります。
年間パスと一緒に公園周辺のガイドも頂けました。
駐車場
入場後、細い川を渡って、ビジターセンター裏の駐車場に車を停めます。
既に16:30位の夕方でしたが、駐車場の空きは少なかったのですが、運よくビジターセンターの近くに停められました。
駐車場からもよい遠くの山が奇麗に眺められました。
シャトルバスで移動
ビジターセンターからザイオン国立公園内への移動は、バス乗り場からシャトルバスに乗りました。( 夏季のザイオン国立公園内は、車両入場規制されています。)
シャトルバスに乗り、ビジターセンターから約40分程で終点のテンプルオブシナワバに到着。
ここから3.2kmのリバーサイドウォーク・トレイルを進みます。
リバーサイドウォーク
私たち家族は、この旅行の為にスポーツサンダルを持ってきましたので、サンダルでトレイルに挑みます。
嫁さんに至ってはロングスカートと、本格的なトレイルをするような恰好ではありません。
ちょっと気軽過ぎたかと思いましたが、周りを見るとヒールや厚底、裸足の人もいます・・・。
どうもリバーサイドウォークは、気安く歩ける部類のトレイルのようでした。
また谷底のような場所を歩くため、陽射しもあまり強くなく、散歩日和です。
このトレイルを進むと、リスに出会い、びっくり!
しかし、リスが多いようで、少し歩くごとに何匹にも出会います。
うちの子は、「ここはリス公園だ」という有様・・・。
よく見ると太った大型のリスから、痩せた小さいリスまで個性があります。
エサ取りがヘタなのか、観光客に媚びれなかったのかとか思ってしまいます。
(ザイオン国立公園では野生動物へのエサやりは禁止・・・)
ナローズ
リバーサイドウォーク・トレイルを歩き進めると終点の川に到達します。
ここはナローズという川を歩いているトレイルの開始点で、上級者はさらに川の中を歩き上流を目指します。
私たちはちょっと川に入ったところで、水遊びしたのち、引き返します。
リバーサイドウォーク・トレイルの終点での風景も、雄大な感じです。
帰り道で、鹿も何頭か見かけました。
2時間程の滞在で、こんなに自然の動物を見ることができるとは。
チェッカードメサ
再びシャトルバスでビジターセンターに戻った時点で、18:30過ぎでした。
急いで移動しないと、日没してしまいます。
日没後のアメリカの田舎道は、深い暗闇になってしまうので、私たちの運転技術では不安があります。
ザイオン国立公園を東に抜け、本日の宿泊地であるアリゾナ州ページに急ぎます。
しかし、ザイオン国立公園の東出口間際で、見覚えのある岩山を発見。
それは、観光雑誌でみた、チェッカードメサ!
特に観光スポット的な看板もなく、小さな看板にチェッカードメサを書いてありました。
思わず車を停めて、写真を撮ります。
危うく何もせずに通過するところでした。
マウント・カーメル
ザイオン国立公園を東に抜けたころ、とうとう日没してしまいました。
道路の周りに何もないので、真っ暗です。
19:00を過ぎてるのに、夕食も取っていないし、ガソリンも半分くらいとちょっと不安・・・。
ちょうどマウントカーメルに差し掛かったところで、ガソリンスタンド(Chevron)があったので、給油と食料購入することにしました。
アメリカのガソリンスタンドは、たいていコンビニのような雑貨屋さんとセットです。
給油をしている間にトイレと食料購入し、気分を落ち着けます。
クレジットカードを雑貨屋のカウンターに持って行き、給油をお願いします。
レジの女性にクレジットカードを預けたのち、自分で給油するのですが、
レンタカーに戻り、給油口を空けると、見慣れない文字が・・・。
E20~E85禁止、E15まで と書いてあります。
オクタン価のことかと思いましたが、E20って何だろう?
このガソリンスタンドのオクタン価は85か87しかなかったので、とりあえず、良いガソリンである87を給油しました。
後で分かったことですが、バイオエタノールの混合燃料の場合Exxで表示されるそうです。(E20でエタノール20%配合)
つまり、この表記はエタノール20%以上配合したガソリンは禁止ということでした。
普通のガソリンスタンドで給油する分には気にしなくてよい内容でした。
ページ
ガソリンを満タンにした後、嫁さんの運転でマウント・カーメルを出発。
宿泊地であるアリゾナ州ページに出発します。
途中、カナーブ、ビッグウォーターといった集落を通過、観光地レイクパウエルの絶景も
見えるはずだったのです暗闇でまったく見えず・・・
スマホ(Verizon SIM)も電波が弱いし、真っ暗だしのドキドキ運転を続けること1時間半。
ようやくページのホテルに到着しました。
宿泊するホテルは、ハイアット・プレイス・レイク・パウエルです。
ホテル(ハイアット・プレイス・レイク・パウエル)
ハイアット・プレイス・レイク・パウエルは2018年4月にできたばかりのホテルです。
当日は客室は満室で、部屋のアップグレードもありませんでしたが、設備も新しく、部屋はとても綺麗でした。
ソファーベッドもあり、子供たちが寝る分には十分なクイーンサイズで、マットもふかふかで、とても休めたようでした。
また、ホテルのフィットネス設備も小さいながら、機材は新しい機材が入っていました。
興味があったので、0:00頃に、ランニングマシンで6マイル程走って見ました。
マイル標記になっている違いはありますが、使った感触は日本のものと変わりませんね。
早めの就寝
ひとしきり運動した後、1:00過ぎに部屋に戻り、家族と一緒に就寝しました。
8/14の移動は以下の経路で280マイル(448km)程。
1日にこんなに車で移動したのは生まれて初めてかも知れません。
明日は、今回の旅のメインの1つでもあるアンテローブ・キャニオン ツアーに参加し、モニュメントバレーに宿泊します。