以前貯めていたデルタ航空のマイルの使い道に困り、安易に旅行クーポンを発行したところ、使い道に困ってしまいました。
本記事では、実際に私がデルタ航空マイルでJTB旅行クーポンを発行し、旅行商品を購入した内容を記載します。
目次
デルタ航空JTB旅行券クーポン
デルタ航空のマイルは、以下のサイトから10,000マイル⇒10,000円のJTB旅行クーポンとして発行できます。ただし、いくつかの発行条件や利用条件があります。
対象会員
デルタ航空スカイマイル会員のうち
- メダリオン会員（シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンド）
- 提携クレジットカード会員
である必要があります。
私の場合、デルタ・スカイマイル・アメリカン・エクスプレス・ゴールドカードを所有していたおかげで条件を満たすことができました。
交換対象商品
JTBの国内パッケージ商品になります。
しかしJTBで取り扱っている全ての旅行商品に使うことはできません。
具体的には、募集企画型の個人旅行パッケージのエースJTB旅行商品のみが対象となります。
| 名称 | エースJTB 旅行商品 |
エースJTB オプショナルツアー |
JTB取扱店の 他社旅行商品 |
| クーポン利用 | 〇 | × | × |
| 商品例 |  |
 |
 |
発行制限
交換上限は、年間30,000マイルまでになります。
(1～12月毎に集計されますので、毎年1月毎にリセットされます。)
利用可能期間
クーポン発行後から半年以内に出発する旅行商品に使用できます。
(クーポンは半年過ぎると有効期限が切れます)
利用場所及び利用者
旅行クーポンは、全国のJTB支店、総合提携販売店で利用可能です。
また、クーポン券面の名前と同一人物または配偶者・二親等以内の親族に限られます。
JTB店舗利用時には、身分証明の照会もありますので、譲渡・転売はできません。
クーポンの使い道の検討
JTBの店舗に行き、係員の人と相談したところ、以下の3つのケースに使えそうでした。
旅行に行く
一般的な旅行パックで使えます。
以下はとある安価なホテルを使用した際の旅行費の一例です。移動手段(JR)も含まれている為、安くても2万円以上の価格帯になります。
ホテル宿泊のみ
旅行パックのパンフに記載されている宿泊のみでも使えます。
以下は前項のホテルの宿泊のみプランの費用です。
安いものだと8,000円位～の価格帯になります。
宴会パック
以下のような宴会パックも個人旅行パッケージ扱いになるそうです。
食事のみですので、1,500円～位からの商品があります。
パーティの達人
私の使用例
実は半年位前にこのクーポンを発行して、放っておいていました。
先日ふとクーポンを見たらクーポンの期限が12/15までと分かり、急いで近くのJTB店舗へ行きました。
係員さんに旅行に行けない事情とクーポンを使いきりたいことを伝えて、小一時間相談した結果、以下のような宴会パックで使うことにしました。
私の予約した商品は、1人当たり2,700円の宴会パックです。
4人の家族分予約し、2,700 x 4 =10,800円です。
クーポンは10,000円分でしたので、はみ出した800円はクレジットカード払いしました。
支払い後、以下のような書面を頂きました。
旅行1週間前にバウチャーが送られてくるそうです。
まとめ
デルタ航空のマイルは、デルタ航空の航空券やスカイマークの航空券などに使えますが、日本国内の利用を考えると、あまり使い勝手はよくありません。
マイルの使い道に困り、JTB旅行クーポンを発行してわざわざ旅行する人も多いようです。
しかし、旅行に行く気もないのに、旅行クーポンを使うのは困難です。
私の見たところではJTBの旅行パッケージは安価なものは少ないです。
旅行クーポンだけでは家族分の費用は賄えませんし、1人で旅行してもあまり楽しくないかと思います。(あくまで私の意見です)
そんな場合は旅行クーポンを宴会パックで利用し、家族や友人との美味しい食事に使うというのも選択肢の一つかと思います。
また、デルタ航空のスカイマイルについては有効期限が撤廃されており、貯めたマイルはいつまでも保持することができます。
安易に旅行クーポンにするよりも気長にマイルを貯め続けるのも検討の余地はあるのかも知れません。