英会話に疲れたときは・・・。英会話なしでUber/Lyftを使う方法とは?

そもそも英語学習を志す私としては不本意ですが、英会話に疲れを感じることもあります。
そんな時はどうやって避けるのか。今回はライドシェア利用時に英会話を避ける方法の検討と実施例を記載します。

ライドシェアでの英会話

UberやLyftといったライドシェアを使う場合、アプリによって配車地点と到着点が共有されるため、ドライバーへの説明は必要ありません。
そのため、ドライバーとの雑談や日常会話に興味がなければ、避けられます。
社内でドライバーの問いかけをガン無視すればよいのです。

しかし、どうしても英会話が必要になることがあります。
それは、ドライバーとの連絡が必要になるときです。

ドライバーからの連絡

Uber/Lyftの配車を依頼した後、電話やメッセージが届くことがあります。
私のアメリカ西海岸での実体験では、以下の通り。

場所 乗車数 電話回数 SMS回数
サンノゼ 10回 2回 0回
ロサンゼルス 6回 2回 3回
ラスベガス 4回 2回 1回
小計 20回 6回 4回

20回乗って、電話6回/SMS4回の連絡がありました。
つまり、ライドシェアを使うと2回に1回は、ドライバーから何らかの連絡が届いてます。
場所や時間によって、変動はあるかと思いますが、ライドシェアで英語は避けられません。

電話がかかってくる理由

私の経験上、以下のケースです。

  • 正確な配車地点・到着点が分からない
    配車アプリで配車地点・到着点を共有しているといっても、大きな建物を指定しているとドライバと正確な地点を把握できません。
    詳細な配車・到着地点を知るため、ドライバーから連絡が来ます。
    電話のケースが多いように思えます。
  • どの人が乗客か分からない
    乗車時に混雑することがあるため、どんな乗客が乗るのか、ドライバーから確認されます。服装は?などがきかれます。電話のケースが多いように思えます。
  • 乗客が見つからない
    ドライバが配車の出発点についても、乗客が見つからない場合、連絡が届きます。どこにいるの?みたいな連絡が届いたりします。こちらはSMSが多いように思えます。

これらの対応は、リアルタイムの英語の対応が必要になります。

急に、電話がかかってきて、すごい速さの英語で話されたり、
全然Uber到着しなくて、以下のようなSMSが届いたりしました。

オレおまえに呼ばれたウーバーのドライバーなんだけど、
そもそも、どこいるのあんた?住所教えてね?

急にこんなこと言われても、アメリカの住所なんてすぐ分かりません。

また広い通りで待ってると、私らを見つけかねて、

あんたほんとにどこいんの?
こっちはショッピングプラザにいるんだけど?

などとメッセージがきます。
急にメッセージがくると、どういう文法でどういう返しをすればよいのかとか、パニックになてしまいます。
これらは、旅に疲れているときは、大きな重荷になっていました。

また、焦ると誤字や文章も乱発します・・・。
そこで、ドライバとの電話やSMSを防ぐ術を考えました。

英語を話さないで済むためには・・・

どうにか必要最低限の英語の対応で済む方法を考えました。
それは相手の立場を考えることです。

対策:乗客情報の事前告知

私が最終的に行きついたのは、ライドシェアの車が配車されたら、すぐに自分の乗車情報を送付することです。
ドライバーに連絡するために英語のコミュニケーションが必須なのならば、少しでも難易度の低い対応で済ませるべきです。
即時性の求められる英会話の恐怖に比べれば、自分で時間をかけて英文作成した方がはるかにマシです。
Google先生の翻訳機能を駆使して、ライドシェアを呼ぶ前に、前もって英文をつくります。
実際に送付したのは以下のような英文3文です。

We’re at XXX.             <- 私はXXXにいます。
We’d like to go YYY.      <- 私はYYYに行きたいです。
We are Japanese tourists. <-私たちは(複数の)日本人旅行客です。

なんと、この対応して以降の乗車では、電話が来なくなりました
こんな感じで送ります。

“OK”とだけ返事がありました。
これなら大丈夫。

もう一回乗車するときも

OKと顔文字だけ帰ってきました。もう余裕です。

ポイントは、相手の連絡を受け取るよりも、自分の連絡を送付し、私たちの英文を理解させることです
ドライバーに先に連絡させたら、私たちは英語を受け取り、理解しなければいけません
そうなる前に私たちから連絡し、十分に練った簡単英語をネイティブスピーカのドライバーに理解させる方が容易です

それでも電話/SMSが届いた場合・・・

メッセージを先んじても、連絡が来たことはまだありませんが、念の為、対応を考えます。
もし、電話やSMSを受け取って、がんばって理解に努めても、英語が分からないときは分かりません。潔く諦めましょう

相手の英語はガン無視します。
その上で、こちらの言い分を理解してもらうだけに努めます。

相手を理解するのではなく、相手に理解してもらえばよい!!

と考えるべきです。

だって相手の言う事が分からないんだもの。
そして、再び以下の3文を伝えます。

We’re at XXX.             <- 私はXXXにいます。
We’d like to go YYY.      <- 私はYYYに行きたいです。
We are Japanese tourists. <-私たちは(複数の)日本人旅行客です。

YesとかOKっぽい回答が届いたら、もうけもの。
それでも会話が成り立たない場合は潔くキャンセルしましょう
少しキャンセル料かかりますが、英語のシャワーを浴びる苦痛を考えれば、微々たるものです
次のドライバーに期待します。

まとめ

ドライバによっては、連絡を好まない運転手もいますし、簡単に電話をかけてくる運転手もいます。
しかし、必要な情報が足りなければ、何らかの連絡は来てしまいます。それも英語で。
ドライバとの会話を好まない場合は、会話を極力避ける為、事前告知した方が無難でしょう。

それでも連絡が届いてしまった場合、英語が分からなくても慌てないことが重要です。

くれぐれも「英語はわからなくても、慌てずに」に対応すること。
本対応を進めれば、まともに英会話できなくてもライドシェアは使えるはず。
少なくとも私はこの対応で何とかなりました。

また、少しでも不安を解消したい場合はオンライン英会話がお勧めです。
下記のDMM英会話などは無料体験もできるので、無料体験分だけでも体験できます。
英語が通じない怖さを先に味わっておくと、後でパニくりませんしね。

LyftはUberと同じく同じくサンフランシスコに拠点を置くライドシェアサービスです。 Lyftは米国60以上の都市圏を対象に普及が進んで...

追記:管理人のトラウマ

アメリカ人の何割かは、こちらが英会話がわからない様子を示したとき、さらにスピーキングスピードを上げる人々がいます。
どうも、彼らは情報が足りないから話が伝わっていないと思うらしく、さらにまくし立てるように大量の情報をすごいスピードで伝えてきます。

こうなると私たちは慌てた上に高速英語を大量に浴びるという拷問を受けることになります
(Uberではないですが、私は以前サンフランシスコ空港のサービスカウンターで上記のシチュエーションに陥り、長いトラウマを抱えることになったことがあります・・・。)

ネイティブは往々にして、私たち英語を話せない人の気持ちは分かりません。
理解を求めるよりも、理解してくれないことを理解しましょう・・・。

ライドシェアとは 簡単にいう一般人によるタクシーです。 空席を持て余している一般のドライバーと乗車を希望する人をマッチングして、ドライバ...
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