なぜ英語を学ぶのかの整理!QQEnglishで何を学ぶ?

オンライン英会話を始めた当初、早々に挫折しました。
理由は、目的に合わない勉強を一生懸命励んでしまい、学習の目標を見失った為です。
その為、自分の英語学習の認識し直し、どう実現していくのかを考えなおしました。

ビジネスレッスンの挫折

さっそく始めた英会話レッスンですが、早々につまづきます。
私はアメリカン航空との電話応対の為に開始したので、それに特化する勉強をすべきでした。
しかし、選んだのはビジネスレッスンコースです。
レッスンでは、基本的な自己紹介やマナーを含めた英語のフレーズ学習を繰り返します。
内容は読むと簡単なので、予習すると丸暗記して対応できますが、勉強になりません。
しかし、予習しないとまったく分かりません。
ここで気づいたのは、

  • 予習復習のやり方が分からない
    オンライン英会話でビジネスレッスンを受けても、どう予習復習をすればよいのか教えてもらえません。(英語力があれば聞けるのかも知れませんが)
    自己流で予習すると、テキスト暗記してしまい、レッスンの訓練にならないし、復習してもその理解が正しいのか確認できません。
  • 頑張って習った内容は、実学としては役に立たない
    (直近はアメリカン航空と会話したいだけなので)

そこで一度英語の学習の目的から立ち返って考えました。

英語学習の目的

直近から、将来までの目標を段階を置いて整理してみました。

  • 直近1カ月の目的:アメリカン航空と電話で話したい
    特殊な場(カスタマーサービス)の定型会話に対応できるようになりたい。
  • 半年後の目標:アメリカへの家族旅行で支障がないくらい話せたい
    旅行中に観光地のショップ、ホテル、ツアーなどで対応できるようになりたい。
  • 一年後の目標:ビジネスで出会う人と雑談できる位になりたい
    (コミュニケーション力をつけたい)
    簡単な日常的な英会話をこなせるようになりたい。
  • 生涯の目標:海外の専門記事などから英語で情報を収集できるようになりたい
    語彙が豊富でビジネス記事や会話も難なく読みこなせるようになりたい。

すると、直近の目標についてはカスタマーサービスの応対をマスターすればよいことが分かりました。

直近1カ月の目的(アメリカン航空と電話)への対応

以下の手順で対応することにしました。

  1. ネット上でアメリカン航空のカスタマーサービスのやり様、考え方、対応能力などを整理
  2. 上記情報を整理した上で、想定応答集を作成
  3. 1人でリハーサルを実施

カスタマーサービスの話す単語はマイレージプログラムに関連するものばかりなので、よく知っています。
何言っているか分からない場合はゆっくりしゃべるように聞き返せばよい。

と開き直ることにし、QQEnglishで2週間位勉強した後、アメリカン航空に突撃。
結果、本当になんとかなりました。

半年後の目標(家族旅行で支障がない)への対応

こちらは空港や観光地、レストラン、ホテルなど旅行英語が中心になります。
しかし、あちこちのスーパーマーケットを歩き回ったり、UberやLyftのようなライドシェアサービスを使う際も必要だと思ったので、もう少し範囲を広げた日常英会話を話せるようになりたいと思いました。

勉強方法を考えこみましたが、日常英会話は

慣れ

が重要と考えることにしました。

そもそも、これまでの人生でいくら語彙を勉強しても話せるようになりませんでした。
しかし、実際に話している内容を文章で書きあげると中学生位でも理解できる内容であることもしばしばありました。
これは単純に英語で会話することに慣れていないからだと思います。

この課題を克服する手段を考えていくうち、QQEnglishにはカランメソッドというスパルタレッスンがあることを思い出しました。
強制的に生徒に英語で例文を話させることで、英会話の学習強度を上げ、通常の4倍の速度で学習するというものです。
QQEnglishでオンライン英会話を始めたときは、絶対にやりたくないと思っていたのですが、背に腹は代えられません。

カランメソッド

概要

ダイレクトメソッドと呼ばれる勉強法で、英語脳(英語に対するパターン認識と処理スピード)を徹底して鍛える方法です。
具体的には、先生の質問に対して生徒が定型文で瞬時に答えることを繰り返します。
例えば30分のレッスンがあれば、30分強制的に定型の会話を暗記し、話させられます。

例えば、先生が早口で

先生:Is this a pen?

と尋ねたら、

私:No, it isn’t a pen, it’s a pen.

というあらかじめ定められた定型文を返すことになります。

本来会話では、自分の考えた文章を話すというのがあるべき会話の形かと思います。

しかし、私の場合は考え過ぎて

あれこの単語と使い方合ってっけ?間違ってない?
発音は合ってないんじゃない?

と思ってしまい、まったく話はできませんでした。
定型でもよいので、話しかけられた時にすぐに返答するできれば、会話は成立します。
まずはこのレベルを目指すことにしました。

レッスンの進め方

最初に単語の読み方を教えられます。

次に単語の意味を説明されます。

例えば、

Penという単語は、・・・・

みたいなことを説明してくれます。ただし、英語で・・・。
私の場合、英語が分からないでオンライン英会話しているのだから、その説明自体もわかりませんでしたが、とりあえず聞きます。

最後に習った単語を使った質疑応答をします。
ただし、質疑応答の内容は定型文で決まっており、先生の話した内容をなぞって話します。
これらをテキストなしで通常の2倍の速度で話続けます。
テキストがないので、先生の発音に集中せざる得ないので、意味の分からない英単語すらも記憶してしまいます。

先生:Is this a pen?
私:No, it isn’t a pen, it’s a pen.

というあらかじめ定められた定型文を返すことになります。
私が返答を言えないでいると、言えるまで、先生が一緒に何度も言ってくれます。
正直、結構なプレッシャーです・・・。

レッスン終えると、聞きなれない英語を30分聞いたせいで頭がとても疲労します。
しかし、ちょっと英語に慣れた錯覚も覚えたりと変な充実感があったりします。

予習と復習

次のレッスンまでに習ったところまではテキストを見て、習った内容を復習し、意味や文章の暗記をします。

ただし、レッスンで習っていない内容の予習は禁止されています。
その為、次のレッスンでも新しく習う内容については、集中してヒアリングすることになります。

カランメソッドは、テキストや音声データが公式サイトよりダウンロード可能です。
(年間1ドル位払う必要あります)
私の場合、その音声データを延々と聞いて勉強(暗記)しました。

カランメソッドの効果

2017年10月現在で、カランメソッドを始めて1年3ヶ月になるのですが、英語を話すときに緊張しなくなりました。また簡単な英語の問答はできるようになりました。
カランメソッドで出てくるような質疑については、定型文が何も考えなくても出てくるようになりました。口と頭が英語を話すことになれたようです。
一番進歩した点は、聞き取れない英語は、聞き取れないと言い返せるようになったことです。

まだまだ改善の余地はありますが、海外旅行くらいには支障がなくなりました。

家族旅行ではもう問題ないレベルです。

まとめ

とにかく英語を勉強しないとと思い、突っ走ってみたのですが、目標がはっきりしないと効率が極端に落ちますし、モチベーションの維持も大変です。
何のために勉強するのか、どのレベルを求めているのか、どのような手順でどれくらいの期間で成し遂げるのか、自分の能力や向き不向きを考えて成し遂げる必要があります。
(おそらく何事にも言えることですが)

キチンとやり様を考えて、時間をかけて成し遂げるのが性に合っているのもあるので、英語については、のんびり勉強していこうと思っています。

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