ワンワールド加盟のロイヤルヨルダン航空がステータスマッチを開催しました。
このステータスマッチについては参加しない予定ですので、詳細は記載せず、経緯と概要だけをまとめます。
概要
エアヨルダン航空はヨルダンのワンワールド加盟の航空会社ですが、このステータスマッチ対象は同じワンワールド加盟会社です!
これはおそらく破産処理の進むエアベルリンの顧客を対象としているのでは?と海外サイトでも報じられています。
同じワンワールド加盟会社のステータスマッチした場合、同じアライアンス内であれば扱いはほとんど変わりません。
例えばJALの航空ステータスを持っていれば、エアヨルダン航空のエリートステータスを持っていなくても、ワンワールドサファイヤの待遇は得られます。
その為、通常、JALからエアヨルダン航空のステータスマッチは意味がありません。
(その航空会社独自のサービスに魅力を感じる場合を除く)
しかし、これから消えゆくエア・ベルリンのエリートステータス保有者は、エア・ベルリンがなくなってしまうとエリートステータスが消失します。
その為、他のワンワールド加盟会社搭乗時のエリートステータスを欲している状況にあります。
つまり、今回のエアヨルダン航空のステータスマッチは、
エア・ベルリンの破産地獄にいる亡者(エリートステータス保有者)を救う蜘蛛の糸のようなもの
です。
参加方法
以下のHPに詳細の記載があります。
具体的な参加方法は以下のようになります。
- 以下の資料を準備の写真を用意し、ffp@rj.comに送付
ステータスが記載された直近の搭乗券
エリートステータスカードの写真
12か月分の搭乗証明 - ロイヤルヨルダン航空のフライトの予約
- ロイヤルプラス(マイレージプログラム)への登録
搭乗条件があるので、ロイヤルヨルダン航空を使う予定の人しか申し込めません・・・。
まとめ
エア・ベルリンの破産に合わせてステータスマッチを始めた会社はこれで2社目です。
(1社目はフィンエアー)
他の欧州系の会社のステータスマッチが始まってもおかしくない状況です。
例えばエア・ベルリンの競合航空会社であったルフトハンザ航空もステータスマッチを始めると思うのですが、なかなか始まりません。スタッフや機材譲渡の話があるので、その辺すっきりしてからの開始するかも知れません。