イベリア航空へのステータスマッチ！ドイツ語が読めない・・・。

現在(2017年10月)イベリア航空はルフトハンザ航空(ドイツ)及びエアベルリン(ドイツ)の上級会員向けにステータスマッチを実施しております。

※ ステータスマッチとは、他社の上級ステータス会員に対して、自社の上級ステータスを付与する勧誘行為です。ユーザの立場からはとてもありがたい仕組みです。

私は、偶然手に入れたエアベルリンのゴールドステータスがありますので、早速申し込んでみようと思います。

1 エアベルリンの状況(2017年10月18日現在)
2 イベリア航空とは
3 イベリア航空のエリートステータス
4 ステータスマッチ申請
5 まとめ
6 備考：私のエアベルリンゴールドステータス

エアベルリンの状況(2017年10月18日現在)

エアベルリンは2017年8月15日に破産申請済みです。

既に分かっていることは、

JALを初めとしたマイレージ交換プログラムの停止

8/18からマイルの保証がなくなり、他のマイレージプログラムとの交換が徐々にできなくなっていきました。

参照記事

機材・従業員のルフトハンザ航空への移管

同国内の航空会社であるルフトハンザ航空への

全144機所有する航空機のうち81機の譲渡
全8,500人のスタッフの内3,000人の移籍

が決まりました。

参照記事

国際線の廃線・・・、というか全フライト10/28に終了

長距離便については、10/15に既に就航中止済みです。
記事をよく確認すると10/28に全便中止のようです。
・・・着々と店じまい中ですね。

参照記事

ワンワールド脱退(2017年10月28日)

・・・ワンワールド脱退するそうです。
もうエアベルリンのエリートステータスの価値なくなります・・・。

ワンワールド脱退

イベリア航空とは

イベリア航空はスペインの航空会社であり、JALと同様にワンワールドという航空アライアンスに加盟しています。
(イベリアという名前はスペインやポルトガルのあるイベリア半島から来ている)
日本にも就航便(同社唯一のアジア路線)があり、成田-マドリード間を週に3便ほど就航しています。(2017年10月現在)
拠点はマドリード＝バラハス空港ですが、バルセロナ・エル・プラット国際空港も拠点になっています。
昨今のカタルーニャ独立運動の煽りを受けるかも知れません・・・。

イベリア航空のエリートステータス

イベリア航空のマイレージプログラムはイベリアプラス(IBERIA LUS)といいます。
エリートステータスは3種類あり、それぞれPlata、Oro、Platinoです。
いずれもスペイン語ですので、読み方分かりません・・・。
会員ページはかろうじて日本語対応していました。

Plata

ワンワールド・ルビー相当のステータスです。
エアベルリンのルビー、ルフトハンザ航空のフリークエントトラベラーがマッチング対象です。

Oro

ワンワールド・サファイア相当のステータスです。
エアベルリンのサファイヤ、エメラルド、ルフトハンザ航空のセネター、HONサークルがマッチング対象です。

Platino

ワンワールド・エメラルド相当のステータスです。
今回のステータスマッチ対象外です。

・・・エアベルリンのステータスはシルバー、ゴールド、プラチナのはずですが
ホームページですとルビー、サファイヤ、エメラルドと記載されています・・・。

ステータスマッチ申請

申請手順

以下のHPに詳細が記載されています。

Tier Match

・・・まったく読めません。
イベリア航空は一部日本語対応しておりますが、全てに対応していません。
特に今回のステータスマッチは、イベリア航空(スペイン)がドイツ人向けに用意したものであり、ドイツ語の説明しかありません。
当然、私がドイツ語さっぱりわかりません・・・。

とりあえず、google翻訳にかけると以下の通り。

あなたの特権を引き続き楽しむのはとても簡単です
topbonus（Ruby、SapphireまたはEmerald）またはMiles＆More（Frequent Traveler、SenatorまたはHon Circle）の顧客である場合は、登録フォームをダウンロードして次の手順に従うだけです
あなたの情報を入力してください。
別の顧客から推薦された場合は、フォームにIberiaPlus番号を入力します。
彼とあなたの両方に1000 Aviosが届きます。これはあなたのカテゴリーにのみ対応しています。
あなたの現在のカードを撮影してください。
フォームと写真をibpcampaign＠iberia.esに送ってください。
数日以内に、IberiaPlusのログイン確認と割り当てられたステータスで電子メールをお送りします。

要は

応募フォームに必要事項を記入。
カードの写真と応募フォームをibpcampaign＠iberia.esに送る

だけでよいみたいです。

申請条件

ステータスマッチによくある国籍や搭乗証明、対象航空便の利用などの条件は見当たりません。

現状分かっているのは、ルフトハンザ航空かエア・ベルリンのエリートステータスを持っていることのみです。

申請フォーム

以下からダウンロード可能です。

ステータスマッチ登録フォーム

・・・まさかのドイツ語です。

HERR・・・Mrとか？、FRAU・・・Missかな？、・・・

というような感じで単語単語を翻訳しつつ、入力してみました。
ドイツ人向けのキャンペーンではありますが、国籍(STAATSANGEHORIGKEIT)の入力項目があるので、日本人が対象外とは言えなさそうです。

申請の実施

まだエアベルリンからステータスカードが届いていないので、ゴールド会員のログイン画面の写真を撮り、早速応募してみました。

イベリア航空のステータスマッチ応募宛先に対して、以下のメールを送りました。

Dear Iberia Airlines,

My name is XXX.

I would like to apply your tier status match,
Please check attached file..

My Name :XXX
TopBonus Number :XXX
My Iberia Plus Number : XXX

I am looking forward to good reply.

Best Regards,
XXX

スペイン語かドイツ語で書くべきだと思うのですが、どちらも全く分かりませんので英語です。
読んでもらえるか不明ですが、とりあえず送りました。

まとめ

エアベルリンが破綻したのち、数社が提供し始めたステータスマッチですが、とうとう同じワンワールド加盟のイベリア航空まで始めてしまいました。
それだけ、エアベルリンの終わりが近づいてきたのだと思います。
今回の記事を書くため、いくつかのエアベルリンのニュースを確認しましたが、会社を整理する情報ばかりでポジティブな情報はほとんど見つかりません。

航空会社の顧客の奪い合いは切実で、少しでも搭乗率をあげるため、ライバルに対するキャンペーンの開催はよく見ますが、同じアライアンスに対しての露骨な顧客の奪い合いというのはあまり見たことはありません。もうエアベルリンは紳士協定の範囲外なのかも知れません。

1顧客としては、この機に乗じて、よりよいステータス獲得にチャレンジしてみたいと思っています。