2018年の夏にアメリカのラスベガス周辺を家族旅行しました。
ラスベガス空港でレンタカーを借り、国立公園や自然観光地を巡りました。
その3日目(8/15)、ページからモニュメントバレーへの移動と観光の旅行記です。
この旅程は事前に詳細を計画していましたが、3日目ともなると、だいぶ計画と違ってきました。
何事も、計画通りに行かないものです。
目次
モニュメントバレーへ移動
キャニオン内の観光を終え、ジープでスタート地点に戻り、ツアーは解散。
私の運転で、次なる目的地モニュメントバレーに向かいます。
ショント(マーケットプレイス)
アンテロープキャニオンツアー集合地点から州道AZ-98を西に向かって1時間程で、国道US-160との交差点に至ります。
ちょうどこの交差点のショント・マーケットプレイスというガソリンスタンド&雑貨店で休憩を取ります。
日本のクレジットカードで給油できた!
早速ガソリンを入れようと、スーパーのカウンターに行こうと思いましたが、面倒に思ったので、試しに給油機に手持ちのクレジットカードを挿入してみました。
・・・すると、全く問題なく、決済出来ました。
マネパカードがドル決済できるためなのかも知れませんが、やってみるものです。
渡米前のブログや地球の歩き方を読んで得た情報では、アメリカのスタンドの給油機は
- 日本のクレジットカードを受け付けない
- アメリカのZIPコード必要
ということを聞いていたのですが、ZIPコードも入力必要なかったし。
Shellだけ大丈夫だったのかは、分かりませんが何事も試してみるものです。
さらに東へ
雑貨店でセルフサービスのホットドックやお菓子、ビーフジャーキーを購入し、国道US-160を東に向かいます。
ここからは嫁さんの運転です。
夫婦でドライバー交代できると、休みながらも移動できるので、とても助かります。
助手席からすれ違うアメリカのスクールバスを眺めて、リフレッシュしたりできました。
カイエンタ(スーパーマーケット)
ショントから西に40分程進むと、カイエンタという町に到着します。
このカイエンタ以降、モニュメントバレーまでの道のりに町はありませんので、食料を買い込みます。 カイエンタのBashasという大型スーパーに立ち寄り、水、軽食を購入しようとします。
スーパーに入ると少し違和感があります。
気が付いたのは、お客さんは白人系より黒髪のインディアン系の方が多いことです。
もうアリゾナ州やユタ州はインディアン自治区が多いので、その地域に入ったということなのでしょう。
現地の果物とか見て歩きつつ、飲み物とお菓子を購入し、モニュメントバレーに急ぎます。
モニュメントバレー
カイエンタより国道US-163を北上すると、30分程でモニュメントバレーに入ります。
アリゾナ州とユタ州の境界辺りにあり、”ユタ州へようこそ”というの看板がありました。
看板の後ろは、砂漠とピュート、メサが広がる雄大な景色です。
車を進めると、遠くに牛、馬の姿が見られ、遠くに羊の群れを見ることもできました。
(ナバホ族の方が牧羊している)
ラスベガスから車を駆り、色々な景色を見てきましたが、モニュメントバレーは別格です。
砂漠と岩山と地平線まで続く真っ直ぐな道路があるとても気持ちがよい風景です。
ザ・ビューホテル
パーク入場
宿泊予定のザ・ビューホテルは、モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・ パーク内にあります。そのため、入園料を支払ってパークに入園する必要がありました。
入園料は20ドル(車1台分)で、事前情報では現金のみと聞いてましたが、クレジットカードOKでした。
入り口の車の列に並んで、支払ます。
入り口から、車で5分ほどでホテルに到着します。
チェックイン
ホテルのロビーからは、有名なモニュメントバレーの風景が広がります。
このチェックイン時に20ドル分のお土産クーポンと割引クーポンも貰えました。
この辺の心遣いは、とてもありがたいです。
予約していたのはツインベッドのプレミアムビュールームです。
ホテルの部屋は、ナバホ族の装飾に飾られたとても綺麗な部屋でした。
また何といっても部屋からの風景が絶景です。
ホテルの部屋の窓からの風景とは思えない雄大さ!
じっと眺めていると、 満足してきてしまい、モニュメントバレー内の観光ツアーは参加せず、ホテルでゆっくり景色を見ることにしました。
ジープツアーとかあるようでしたが、モニュメントバレーでジープ乗ったし・・・。
当日は晴天の景色ではありませんでしたが、なんとバレーに虹がかかる風景を見ることができました。
少し、曇ったりして残念と思っていたのですが、逆にすごく得した気分になりました。
お土産屋さん、ビジターセンター
ザ・ビューホテルは、レストラン、お土産屋さん、ビジターセンターなどが隣接しています。
お土産屋さんには、ナバホ族の方が作成したクラフトや写真、ステッカー、Tシャツなどなど所狭しと置かれています。
また、ビジターセンターには、このモニュメントバレーの観光地化などの経緯などの説明書きがありました。
このような商業施設の開業には、部族全員が賛成したわけではないそうです。
しかし、文化的な資源の周知・保持やナバホ族の方々の雇用などの大きな効果を考慮し、公開に至ったようです。
砂漠地帯の為、水道などの確保にも苦労したなど・・・どのようにして、今のモニュメントバレー観光ができあがったのか、など興味深い内容が詳しく説明されていました。
夕食(ザ・ビューレストラン)
夕食はザ・ビューホテルに隣接しているザ・ビューレストランで取りました。
メニューを見るとナバホ族伝統の料理だけでなく、肉料理やハンバーガーなど一般的なアメリカ料理も多くありました。
子供たちはハンバーガーを注文し、私と嫁さんはサンプラーという色々なナバホ料理を少しずつ楽しめるメニューをシェアしました。
ハンバーガーは普通のジューシーなアメリカンハンバーガーのセットです。
特にクセもなく、美味しかったそうです。
サンプラーは、3種のスープとナバホ風タコスのセットです。
3種のスープの感想は、辛い、ちょうどよい、薄味の3つです。
薄味スープは微妙ですが、他2つは美味しい。
タコスは、トルティーヤ部分が揚げてあり、モコモコした触感のタコスといったものです。
こちらもとても美味しく頂けました。
このレストランについて事前の情報では、ナバホ料理ばかりで口に合わない
といった口コミがありました。
しかし、実際にはメニューは幅広く、一般的なアメリカン料理も楽しめますし、美味しいナバホ料理も楽しめました。
またこのレストランは、メニューをオーダーすると、サラダバーとスープバーがつきます。
オーダー後、メニューが届くまで、ここのスープバーを飲んでみました。
スープは、1種類のみ(バジャ・チキン・エンチラーダ)でした、これがとても美味しい。
マメとチキンとチリソースが複雑に絡み合ったような味で、辛くもありません。
うちの子供もとても気に入っていました。
就寝
この日は曇り空であったこともあり、日没後の景色は真っ暗で星空を味わうこともできませんでした。そのため、夜の風景は見るものもなく、明日は朝5:41の日の出を見る予定があるので、早々に就寝しました。
本日の移動128マイル(230.8km)と長くありませんでしたが、ホースシューベント、モニュメントバレー、モニュメントバレーと各観光地を歩き回り、足が疲れた一日でした。
明日は、モニュメントバレーの日の出を味わったのち、グランドキャニオンに移動・宿泊する予定です。